有機農業とは

日本では、1961年に農業基本法が制定されました。これにより、化学合成農薬や化学肥料の使用、作業の機械化が推進されたのです。しかし、長年化学肥料や化学合成農薬を使い続けることで、土壌の生態系に悪影響を及ぼしことがわかってきました。土の中に住んでいるバクテリアなどの菌類は、落ち葉や木、糞尿などといった有機物を分解することで生きています。無機質な化学肥料を使用し続けることで、土壌の有機物が不足して菌類が減少してしまうのです。

そこで提唱されたのが有機農業です。化学肥料の使用を止め、天然由来の無機物や有機物などを有機肥料を使う農法です。田畑にできる作物だけでなく、土壌の生態系まで含めて考えられるのが有機農業なのです。

農林水産省で規定されている有機農業の有機JAS認定を受けるためには、化学肥料を使用しないこと以外にも条件が幾つかあります。種付け前2年以上化学肥料を使用していないことも条件の一つです。土壌の中の腐植などの有機物を栄養に作物を作ることが有機農業の本来のあり方なのです。化学肥料を使い続けることによる土壌の変質を有機農業は防ぐように考えられています。有機農業で育てられた作物には、残留農薬もないため安心して求めることが出来るでしょう。

参考サイト
農林水産省-有機農業
有機肥料の通販サイト-夢農園